「夢売るふたり」の後日談

TERAYAMA Shizumi/ 2月 3, 2014/ 芝居/ 4 comments

まずは、この動画の松たか子さんをご覧ください。

某、舞台のラストシーンです。

2個前の記事で、「夢売るふたり」という映画の忘備録をつけました。
で、今になってじわじわと湧き上がってきた衝動について記しておきます。

僕は西川監督の映画が大好きですし、
主演の松たか子さんと阿部サダヲさんも、好きな俳優さんです。

ただ正直なところ、映像での松たか子さんは
舞台で観る松たか子さんほど魅力的に映らなかったのです。僕の中では。
(特に月9とかに出ていた頃は)

それが、「告白」という映画を観て、ガツンとやられました。

松たか子さんは、文句なしに血統書つきのサラブレットです。
いわゆるお茶の間受けするヒロインを演じるよりも
あくの強い、毒っ気がにじみ出るすさまじさみたいな役こそハマるのでは、と。

そして今回の「夢売るふたり」を観て、さらにガツンガツンとやられました。
ネタバレになるので内容には触れませんが、女優さもありなんといった感じです。

阿部サダヲさんも、世間に認知されている「クドカン組」の一人とか
飛び道具的なキャラクターとか、そういったものをゼロから覆してくれました。

さて、ここからが本題。
僕の場合、どうしても演出家目線で観るクセがあるので
あの二人に、あれだけの演技を引き出した西川監督の手腕に脱帽するしかありません。

ではこれを作家目線で考えた時に
まず「この役を演じてみたい」と役者さんに思わせるだけの力のあるシナリオでないと
何も始まらないのだという、ごく当たり前の考えにたどり着きました。

個人的に、西川監督に思い入れがあったとしても
役者のパフォーマンスを存分に発揮させるだけのシナリオでないと
演じる側もテンション落ちるだろうし、視聴者には何も届かないのだと。

今、構想を練っていた作品の参考になれば、と思ってチョイスした作品だったのに
これがまさか、ここまで自分の中に大きな問いかけをするとは思いませんでした。

もちろん比べること自体、おこがましいということは重々承知しています。
ただね、才能を妬むというレベルを通り越して
ガツンガツンガツンとやられたことは事実です。

これが、何でもない時期だったら
ここまでダメージを受けることはなかったかも知れませんが
あまりにも己自身のチープさに開いた口がふさがりません。

ということで、これまでの企画を全面的に見直して、ゼロから再スタートです。

そんな余裕はあるのだろうか?キャーキャー。

でもね、勝負から逃げたらいかんのですよ。
という心の叫びでした。

ブログに書くことも躊躇いましたが、Twitterじゃ呟ききれないし
たまにはこんな記事もいいかなと。

ついでに、冒頭の舞台、実は再演なんですね。
初演は、なんと大竹しのぶさんが演じています。

ちなみに僕は両方とも劇場で生で観ています。
どちらが優れているのか、という問いはナンセンス。

同じ演出家さんの舞台であるにも関わらず
演出の仕方と演者が違うとこんなにも別物になるのだというところをご覧あれ。

はうううううううううう。


4 Comments

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    記事見ました(≧∇≦)人のブログは色々発見がありますね!お互いに更新頑張りましょう。読者登録しても良いですか?

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    >どすこいガールさん
    こんばんは。コメントありがとうございます。
    ブログは色々な発見が多いですね。
    僕も時間があればあちこち覗いています。
    読者登録大歓迎です。
    これからもよろしくお願いします。

  3. SECRET: 0
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    ブログ記事読ませていただきました!今日は暇な時間があったのでいろいろ見ていてたどり着きました!お互いに更新がんばりましょうね!また見にきます!

  4. SECRET: 0
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    >アクセス数が倍になるブログの書き方@鈴木ゆうたろうさん
    はじめまして。こうたろうと申します。
    たどり着いて頂きありがとうございます!
    更新頻度は少ないですが、中身を頑張ります。
    またいつでも遊びに来てください。

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