画竜点睛(がりょうてんせい)

TERAYAMA Shizumi/ 8月 20, 2013/ 故事成語/ 8 comments

$こうたろう.com

ものすごく偉そうに言わせてもらうと
原稿用紙5枚程度のミニシナリオなら、「そこそこ」の作品は書けます。

そりゃそうだ。そればっかりやってきたんだから。
これで上達していなかったら、ブログなんかやめて、さっさと閉じた方がいい。

問題は、「そこそこ」から上のレベルに届かないこと。
つまり、僕くらい「そこそこ」書ける人は何万といるっていうことです。

コンクールの応募要項は、だいたい原稿用紙50~60枚前後がほとんどです。
単純に計算して、10倍の量が必要となります。

今、僕に必要なことは、この60枚前後の量を書ききる体力をつけること。
短距離走者が、いきなり長距離を走ることができないように
5枚程度で「そこそこ」しか書けない人間が
いきなり60枚もの作品を書き上げることはできないのです。

で、当然、長編シナリオを書くには、長編用の技術が求められるわけで
そこを鍛える一番簡単な方法は、長編作品を書きまくることなんです。

が、実はミニシナリオと違って、書きまくるという作業が一番難しいのです。
まずは、この矛盾をクリアにしないと、先には進めません。
それでも、書き初めの頃に比べれば、だいぶマシにはなってきたんですけどね。

次に必要なことは、リライトする技術を身につけること。
一発OKなんて、プロの作家さんだってあり得なくて
そこから、最後の一押しを押せるかどうか、そこの判断ができるかどうかで
作品のクオリティが決まります。

芸術系だろうとスポーツ系だろうと
この、クオリティをあげながら、継続していく力があるかないかで
その人の才能だったり、底の部分が見えてしまいます。

一発だったら、もしかしたら当てることはできるかも知れません。
でも、次がなかったらダメなんです。

直木賞や芥川賞を取った作家が
次の年もそのレベルの作品を書いているかといえば
実は消えていなくなってしまう確率の方が圧倒的に多いというのが現状です。
アイドルでも歌手でもお笑いでも、みんなが抱える共通の問題点です。

世界陸上で、ボルト選手が絶対王者と呼ばれる所以はそこにあります。
彼は、少なくともこの10年近くの間、人類最速の男でした。
オリンピックだろうとなんだろうと、しっかり結果を残しています。

同時に、「ホンモノ」と呼ばれる作品には、時代を超える力があります。
色あせないパワーが宿っています。
カール・ルイスの名前は憶えていても
彼を破った、ベン・ジョンソンを憶えている人は少ないでしょう。

うん、話が大きくなってきた。

えっと、我が身に置き換えるなら
今回の世界陸上の女子マラソンの福士選手がヒントになるかもしれません。

彼女のは、長い間、長距離走者の第一人者として日本のトップにいました。
そしてマラソンに転向してからは、なかなか思うような結果が出ませんでした。
それが今回、見事に銅メダルに輝いたわけです。

トラック競技とマラソンでは、使う筋肉も体力も技術力もまったく別物です。
1万メートルを走れるからといって、マラソンに適応できるわけではありません。
そういう選手は、これまで何人もいました。

彼女も相当苦しんで悩んだと思うのですが、今回はきっちり結果を残しました。
今後、マラソンを続けるかどうかは未定のようですが
トラックに帰ってきても、やっぱり福士選手は福士選手でいて欲しいと思います。

どこにチャンスが転がっていて、いつ才能が開花するのか(あれば、の話ですが)
それは誰にも分かりませんが、一つだけ言えることがあるのなら
それは、不断の努力を惜しまないということだけです。

はい。
肝に銘じます。


8 Comments

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こうたろうさん こんばんは。
    離れたところからですが、
    応援しています。"((∩´︶`∩))"

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >まにまにさん
    おはようございます。
    ありがとうございます。
    地道に積み重ねていくしかないのですが
    それが一番難しかったりします^_^;

    1. Glad to hear things are going so well. Things have been pretty good over here too.I was going to comment in the aprpirpoate post below, but comments were closed. My question is: on what server is the derping happening? I have been feeling the call a little, and I kind of want to level a baby hunter anew, since I never did so following Cata and never experienced a lot of the expansion.

  3. SECRET: 0
    PASS:
    そうですね。
    最後の砦が、、、難しい所ですね。
    其処は、努力や才能だけでは
    どうにもならない所があって、
    もがき、苦しむ所ですね。
    納得の行く、作品が
    何時の日か、出来上がります様に!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >amimamaさん
    そうなんですよ。最後の砦がね、いつも苦労します。
    まあ、へこたれずに頑張ります。
    応援、ありがとうございます!

  5. SECRET: 0
    PASS:
    こうたろうさん、勝手にコメントさせて頂きます(笑)
    アクアの知っている人にプロの作曲家がいます。
    彼の曲でヒットしたのは1曲か2曲(苦笑)
    しかし、彼は今や大御所の仲間入り?
    そしてこれまでに1000曲以上作曲しているそうです。
    ヒット率、0.2%??
    そんなものなのですかね~、それらの世界って。
    現在アクアも趣味程度に小説を書き続けています。
    たまにブログにアップしていますが、これは練習程度に書いたもの。
    でも、書かなければその先もないと思って、修練の為に(?)書いてます。
    先日、久しぶりに芥川賞作家の作品(受賞作ではないもの)を読みましたが、全くよく分からなかった。(苦笑)
    人はそんなアクアを非難するでしょう!
    でも、そんなの関係ねぇ!(古いギャグ:笑)
    小説の世界、思ったことをその人なりの表現で書き続ける事が大切ですよね!
    アクアは出版目的には書いていません。
    自分よがり?
    それでいいのかもしれませんね!
    いつか日の目を見るとしたならば、編集委員の方々と完成させればいいのですから!
    長々と、勝手なこと書いてすみません!
    が、またコメントさせて頂きます!!

  6. SECRET: 0
    PASS:
    >アクアさん
    こんばんは。
    コメントありがとうございます。
    あくまでも私見ですが。プロとアマチュアの境界線って
    その世界で食べられるか食べられないかということになるのでしょうけど
    それ以上に、作品が外を向いているか、内向きかの違いがあるような気がしてます。
    ブログでも、読み手を意識しているかしていないかって
    すぐに分かりますからね。
    でもまあ、自分の書きたいことを自由に書けばいいと思います。
    また、コメントお待ちしております。

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