cut in

TERAYAMA Shizumi/ 3月 31, 2013/ 英語/ 0 comments

$こうたろう.com

話の長い人が苦手です。

違うな、自分の話に酔いしれている人が苦手です。

例えば、法事の時の坊さんの説法。
こちとら悲しみにあふれていて、その感情を共有したくてうずうずしているのに
あんたの苦労話なんか知ったこっちゃないんだよ、ってね。
そんな場面に出くわしたことはありませんか?

コミュニケーションも一つの技術です。
鍛えれば間違いなく上達します。
ハウツー本もたくさん出ていますし。

パブリックの場面でのコミュニケーションスキルは、まだ仕方ないとして
プライベートでのコミュニケーションがよろしくない人は、ちょっと辛い。

オレが、オレが、ですぐに自分の話題に持っていこうとする人。
でもさ…と、否定の言葉から入って、相手の話を受け入れない人。
ワタシはなんでもお見通しと言わんばかりに、相手をリスペクトしない人。

集団の中に、こういう人物が一人でもいると
せっかくの楽しい宴も、退屈な時間にしかならないから困ったもんだ。

話し手、つまり自分から何かしらの情報を発信することは大切ですが
聞き手、つまり相手の話をどう受け止めるのか、こちらの方が何倍も難しい。

コーチングやカウンセラー的な仕事をたまにすると、よく分かりますが
基本的に相談者の話を肯定するところから、すべては始まります。
で、相談者が興奮してきて、問題から脱線しかかった時には
本筋に戻るように声かけをしていきます。

声かけと言っても、相談者が自分で気がつくように
さりげなく導くように心がけることが重要です。

そしてこちらの考えを伝えるのは、最後の最後、それもほんのわずかだけです。
この辺のさじ加減が非常に難しいのですが
相談者が自ら気がつき、向上していくように努める、そのお手伝いをする。

占いやどこぞのセミナーのように、一方的に情報を与えて導くのとは真逆ですね。
人間、自分で考えなくなったら、とても楽なんです。
悩み事や心配事、不安な状態に、誰かが理由をつけて納得させてくれるなら
どうしたって、そちらの道を選びたくなる。

でも、それはやっぱりその場しのぎでしかないし、本質的な変化を伴わない。
と、思っています。

相談者のすべてを肯定することはできませんが
いくつかの可能性を提示して、相談者自らが選択できるようにする。

プライベートの会話中でそんなことばかり考えていたのでは肩が凝りますが
でも、自分自身で自分の魅力に気がついた方が
その後の人生は、ずっとずっと豊かになると思うんですけどね。

それで調子に乗ったら、鼻っぱしをへし折ってやればいいんだし。

以前もご紹介したかも知れませんが、イギリスのジョークにこんなものがあります。

ある女性が、男性Aと男性B、二人の男性とそれぞれデートをしました。
男性Aと男性Bの容姿や社会的地位は同じとします。

それぞれとデートした後、女性は友人にそのデートの感想をこう伝えています。
「男性Aは、イギリス中でもっとも賢い人だと思ったわ」
「男性Bは、イギリス中で、私がもっとも賢い人だと思わせてくれたわ」

さて、あなたなら、どちらの男性とデートしますか?


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>