船徳(ふなとく)

TERAYAMA Shizumi/ 1月 28, 2013/ 落語/ 0 comments

$こうたろう.com

僕は大学を卒業して社会人になってからというもの
一度も「就職」をしたことがありません。

待遇は、基本的にアルバイト。
せいぜい派遣社員とか臨時職員あたりが関の山でした。

好きなことをしたかったから、というのが表向きの最大の理由ですが
実は「働く」という行為に、興味関心がまったくわかなかったのです。

労働は国民の義務でもあるし、当然収入がなければ生活できないので
その場その時で職を探し、あちらこちらを転々としていました。

結局、好きなことで生計を立てる前に、心身が悲鳴を上げてしまい
もろくも夢潰えて、その後は体調と相談しながら、ほどよく働く。
そんな日々を送っています。

学生の頃、勉強に対する意欲がまったくなかったのと同じで
いい歳したおっさんが、労働に対する意欲がまったくないのです。
リハビリ中ということを言い訳にしても、さすがにまずいんじゃないかと思います。

ただし、唯一の強みというか長所(と言っていいのかな?)がありまして
それは、好きになったものには、とことんのめり込むという習性があるんです。

だから一度その気になれば、自分で言うのもなんですが
その集中力たるや、もうウルトラ無敵に近いものを発揮します。

たとえば唯一必死に勉強した歴史を取り上げてみると
実はそこから、宗教学、地理学、心理学、行動学、文学、音楽…と
たくさんの分野に学問が派生しており
当然、同時にそれらのことも勉強することになったので
気がつくと、苦手だったあんなジャンルやこんなジャンルまで手を出していた
なんてことがママありました。

だから、労働に関してもどこで何がどう繋がるか分からないと
勝手に期待しているフシがあります。

今、現実的に一つ、希望を述べよと天のお告げがあったとしたら
福祉関係の仕事がやりたいと思っています。
それもできるなら児童福祉が。

でも恐らく、今皆さんが想像した絵とは違うものを僕は思い描いています。
言葉で説明するのは難しいのですが
仮に医者の免許があったなら、僕は国境なき医師団に入りたいのです。
公務員になっていたとしたら、青年海外協力隊に入隊したいのです。

海外勤務が希望なのではありません。
それこそ東北地方へ赴いて、何かしらの活動をすればいいことなのです。

僕がこれまで培ってきた、演劇というツールを使って
一人でも、多くの子どもたちの笑顔を取り戻したいと本気で考えています。

せっかくカウンセラーの資格も取ったのだから
使わないのは宝の持ち腐れというものです。

残念ながら、地元ではそういった就職先がないので
都内まで足を運んで職場を探すか、NPO法人にでも飛び込むか
なんらかのアクションを起こす必要がありますね。

…あ、今、完全に就活モードで話をしてしまいましたが
あくまでも希望であり理想であり架空の物語です。
そういった活動を続けながらも、やはり芝居が作りたいのです。

どちらも片手間にできる仕事ではありませんが
どうにかして両輪が回転したら
こんなに素敵なことはないよなあと遠い目をしてみる。

理想は、MASTERキートンの平賀=キートン・太一さんのような生活です。


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