take one’s place

TERAYAMA Shizumi/ 1月 8, 2013/ 英語/ 0 comments

$こうたろう.com
:Who will take his place?
:I’m looking for someone to take my place.

本当に今さらなんですが
「最後から二番目の恋」の連ドラと秋のスペシャルを見ました。

録画するだけして、延び延びになっていたものを
正月休みを利用して、一気に制覇したわけです。

初恋と最後の恋のちがいを、ご存じ?
初恋は、これが最後の恋だと思うし、最後の恋は、これこそ初恋だと思うもの。
(ムーミンの名言集より)

なんて言葉、ご存知ですか。
これはこれで含蓄のある素敵な言葉だと思います。
でも現実には、なにが最初で最後かなんて誰にも分からないじゃないですか。

人生も折り返し地点を過ぎた、いい大人が
面倒で素直になれなくて、でも寄り添う相手に焦がれていて
もしかしたら?という期待と、でもね、という冷めた気持ちの間で揺れ動く。

主役の2人の設定年齢は僕より上ですが
他人事じゃないなあと、しみじみしたり。

正月三が日を親戚と過ごして
祖父祖母の代から、いとこやはとこの子どもたちまで何世代にも渡る画を見て
一人、若干の虚しさと疎外感を感じていたせいもあり
よけいに感情移入してしまったのです。

それにしても
地味で真面目で誠実ですっとぼけた役を演じる、中井貴一さんが抜群によかった。
三谷作品までいくと、若干ムリしたコミカルちっくな演技になりがちですが
やっぱり「ふぞろいの林檎たち」が彼の原点だよね、となぜだかホッとしました。

そしてホッとしている自分は、つくづく昭和の人間だなあと思ったのでした。
ドラマの作りを、どんなに現代の時代背景にしたところで
根底に流れている、人の気持ちは取って代わることはできないし
そんな必要もない。

ありがちと言えばありがちの設定だし
大きな起伏や劇的な展開もなくて
ファンタジーの要素も多分に含まれていましたが
それでもリアルと感じてしまうだけの説得力があった。

リアルタイムで見ていたら、ここまでのめり込んだかどうかは分かりません。

何度も繰り返しますが、人も作品も出会いって必然なんですよね。
僕の代わりは他にもたくさんいるけれど
あなたの代わりは誰もいない。
今日もあなたがそこにいる。
ただそれだけで、僕の心は躍るのです。

…表現がやはり古いな。

ビバドンドン。


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