御神酒徳利(おみきとっくり)

TERAYAMA Shizumi/ 12月 4, 2012/ 落語/ 0 comments

$こうたろ.com

「内助の功」という言葉をご存知ですか。

もはや死語となり風化しつつある言葉です。
平成生まれの方だと、文学作品の中でしか見たことないかもしれませんね。

言葉は生き物だし、時代を映す鏡なので
文明の変化と共にその姿を変えていきます。

「内助の功」もその変化の波にのまれた一つかもしれません。

なんといっても専業主婦が減ったこと。
逆に言うと共働きが増えたこと。
その結果、家庭内の仕事は女性だけでなく男性にも回ってきました。

役割分担がきちんとなされているのなら
これはお互いにとって幸福なことですから
21世紀の新しい夫婦の形として定着し始めているのかもしれません。

とはいえね、実際のところはどうなんでしょう。

僕は結婚生活をしたことがないので
あくまでも聞いた話から想像するしかないのですが
やっぱり男性は、女性に、女性性を求める生き物なんだなと思いました。
程度の差こそあれど、そこは不変のようです。

このご時世ですから、共働きをせざるを得ない家庭が増えているのは事実で
女性が外に打って出る。そのことに難癖つける男性が減りつつあります。

それはそれでいい傾向にあると思うのですが
同時にやはり家に帰れば夫と妻という関係に戻るわけですから
そこで男性は女性に、女性性を求めてしまうらしいです。

家庭を守ってくれるパートナーがいるからこそ
外へ飛び立っていくことができる。
そして傷つき壊れたたとしても、帰るべき母艦があるから救われる。

そんな時代もありましたが
今は共に旅立ち、共に帰艦し、共に修復作業で忙しい。
だから誤解が生じ、すれ違い、夫婦仲に亀裂が入る。

そう言われると、なるほどなあとうなずいてしまいます。

ただし、子どもがいるとまた話は違ってくるそうです。
子どもに向ける愛情のベクトルは同じだから
そこで共通の話題が1つできる。

子どもをスケープゴートみたいにしてしまうのも、何だかなあという気もしますが
会話がないよりはあった方がいいので、そこはう~んと無理矢理うなずきますか。

文明の変化と共に、言葉も姿を変えると述べましたが
夫婦関係に限らず、人間関係においても
文明の変化に伴って、変化していきます。

だって、ほんの10年前、誰がブログの相互読者になろうなんて思いつきましたか?

なんでもかんでも変化していくことが良いとは言いませんが
時代のニーズにあった、新しい関係性を楽しめたらなのなら
それはそれで、やっぱりありだなと思うのです。

大丈夫。

どんなに姿かたちが変わろうとも
人間が人間を愛おしむことに変わりはありませんから。


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