明日には笑えますように

TERAYAMA Shizumi/ 3月 11, 2016/ 雑記/ 0 comments

震災から5年が経ちました。
この5年間は、あなたたにとってどんな5年間でしたか。

僕は、救われた命を必死につなぎとめてきました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、事実です。

そして自分にできることはなんだろうと考えて
ボランティアでもチャリティーコンサートでもいい。
そんなことを思いながら、結局何もできていません。

いつの日かドラマにしたい。
この震災の重さに耐えうるだけの物語を書きたい。
そしてはたと筆が止まり、途方に暮れていました。

ドキュメントでもなく架空の世界でもなく
真っ正面から挑んだドラマを描きたいのです。

もしかしたらそれは
天に向かって拳を突き上げることと等しいのかもしれません。

たとえそうであったとしても
ノンフィクションの前にフィクションが無力であったとしても
挑み続けることが作家の使命であるような気がするのです。
どのような形であったとしても、目を背けてはいけないと思うのです。

どんなにあがいても天災には勝てません。
自然の力を前にして、人間はちっぽけな生き物です。
だから昔の人は、抗うのではなく共存共栄を目指してきました。

翻って現代は、自然の力を利用するだけでなく
コントロールしようとする動きさえあります。

地震や津波は天災ですが、原発の事故は人災です。
驕りたかぶる人間への鉄槌です。

21世紀に入って10年以上が経過しています。
僕らが子どもの頃に思い描いた21世紀は
こんな時代ではなかったはずです。

考えよう。
そして行動しよう。
それが残された者の務めではないでしょうか。

ただし、背負うのではなく共に歩く。
自分の足でしっかりと立って。

まずはそこから初めてみようかと思います。


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