SHIMIZU Kotaro/ 12月 1, 2015/ 映画の名セリフ/ 0 comments

139246
出典:バンド・ワゴン

日本の博物館とか美術館って
どうしてあんなに混雑しているのでしょうか。

海外の博物館や美術館に行ったことがないので比較できませんが
ルーブルとか有名どころはやはり激混みなのでしょうか。

賑わうのはいいんです。
ただ、一つの作品をじっくりと鑑賞したいのに
ベルトコンベア式に流れていく、あの感じが
なんだかなあと思ってしまうのです。

そして、出口を出て、自分は○○の作品を観たという雰囲気に酔う。
その酔いは本当に心地よいですか。
かけつけ1杯のビールじゃないんだから
じっくり吟味してはどうですか、と下戸の僕は思うのでした。

この雰囲気に酔うというのは、良くも悪くも日本的だなと。
ハロウィンがいつの間にか一大イベントになっていたし
12月に入った今、街はクリスマスモードで浮かれまくっています。

雰囲気に酔う。
つまり世間と空気に、知らず知らずコントロールされている。
まあ、ハロウィンやクリスマスくらいなら、可愛いものですが
それが強迫観念に変わってくると、ちょっと話が複雑になってきます。

○○だから、××しなければならない。

この、××しなければならないという自己暗示。
果たして本当に必要なことなのでしょうか。

自分の内側へ向いている間は、勝手に七転八倒するだけですが
他人へ同じことを求めてしまうと、脅迫めいたものが生まれます。
あるいは見返りを求めるようになってきます。

やがて、自己愛が満たされないことにヒステリックを起こし
とんでもない暴挙に出てしまう。

世間と空気に踊らされて、世界中がヒステリックを起こしている。
それが、テロと報復攻撃に象徴されていると書いたら
いくらなんでも飛躍しすぎると突っ込みますか。

テロの犠牲となった方々には
ただただ安らかな眠りをと願うばかりです。

同時に、報復攻撃によって命を失った方々にも
ただただ安らかな眠りをと願うばかりです。

命の重さは平等なんです。誰が何と言おうとも。

世間と空気に騙されてはいけません。
コントロールされた世間と空気ほど危険なものはないからです。

正義の反対は、悪ではなくて、もう一つの正義。

じゃあ、正義って一体何ですかね。
誰の目から見た、何が正義なんでしょうかね。

博物館や美術館に飾られているものは
その時代時代を切り取った作品たちです。

ため息を飲むような美しい絵画もあれば
心荒ぶる気性の激しい作品だって同列に並んでいます。

過去の遺物というならば
歴史から何かを学ぶ必要があるし
人間にはそれだけの英知があると信じたい。

今、世界中のリーダーがありとあらゆる選択を迫られています。
何十年後かの博物館に飾られているかもしれない、あなたがたの選択が
どうか、鑑賞に耐え得るだけの美徳であふれていますように。


Share this Post

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>