登竜門(とうりゅうもん)

TERAYAMA Shizumi/ 11月 22, 2015/ 故事成語/ 0 comments

ryuu

「本当に必要なことは、
無駄と無駄の積み重ねからこぼれ落ちたものの中にある」

功太郎、20代の時の台詞です。

継続は力なりと言いますが
当時、質を高めながら継続していくことの難しさを
ひしひしと感じていた頃だと思います。

現状に満足していたのでは意味がないし
そもそも満足できるほどの現状でもなかったし。

「今に見ておれ」と己を鼓舞しつつ
「いつか、きっと」と明日を夢見る日々。

夢を見続けられている間はまだよかったんです。
そこから深い深い眠りに迷い込み
夢すら見ることができなくなった時期がありました。
いわゆるスランプ、低迷期です。

壁にぶち当たっているのならまだ救いはあったのかもしれません。
けれど、壁にすらぶち当たれないというか
その一歩が踏み出すことができなくなっていました。

このまま成長が止まり、フェイドアウトしていくのかなと
自分で自分を信じられなくなった時期もありました。

井戸の底は深いなあって感覚、お分かりになりますでしょうか。
掘っても掘っても水が湧き出ない。
そうすると、地上からどんどん遠ざかっていくだけです。

でもね、努力は人を裏切らないんですよ、やっぱり。
結果をもたらすかどうかは別問題ですが
努力してきた過程は決して無駄にならないのです。

ほら、冒頭に戻ってきましたよ。
無駄と無駄の積み重ねからこぼれ落ちたものを
少しずつ拾い集めて、なんとか形にしようと試みる。

時間はかかりましたが
幸いなことに生き延びているわけですから
あとは、もう一度壁に立ち向かうことができれば何とかなる。

何とかなる、ではなくて、何とかする、ですね。もはや。

さて、今、目の前にでっかい門が立ちふさがっています。
この扉を押し開くことができるのか。
押し開いて、ようやくスタートラインが待っているのですから。

スタートラインに立って
激流を遡って初めて竜になる。

そのチャンスがあるだけでも、やっぱり僕は幸運なのです。


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