巧言令色、鮮なし仁(こうげんれいしょく、すくなしじん)

TERAYAMA Shizumi/ 10月 27, 2015/ 故事成語/ 0 comments

hananomi

営業力が欲しいなあと思います。
ここで言う営業力とは、自分を売り込む力のことです。
公の場においても、プライベートの場においても。

僕は、社交辞令が苦手です。
お世辞の一つも言えません。
言いたいとも思いません。

もちろん、媚を売ることが営業力だとは考えていませんが
その場を円満に乗り切るだけの雑談力は必要かなと。
黙ってニコニコしていても、こちらの意図は伝わりませんし。
そもそもニコニコしているのか、という問題もありますし。

自分の能力を過大評価するのではなく
かと言って、無駄に卑下するのでもなく
等身大の自分を、きちんとプレゼンテーションする力を養いたい。

「面白い作品を創れば観客はついてくる、というのは幻想です」

作品を興行として成り立たせるための製作的思考。
この能力が圧倒的に欠けているのです。

たとえば、シナリオスクールのゼミで、自分が書いた作品を
先生や他のゼミの仲間に納得してもらうだけの説得力だったり。

ゼミの中で伝わらないものが
プロの現場で伝わるはずがないのです。
しかも感情論で訴えるのではなく、きちんと論理的思考に沿って。

モノを創るためには、平たく言えばお金が動きます。
スポンサーは「売れる」商品に資本を投資してくれるのです。

当然、コンテンツが充実しているとことは前提として
いかにそのコンテンツが「お買い得」であるか
ということを、プロデュースしなければなりません。

幕末時代、犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩が同盟を結んだのも
坂本龍馬によるプロデュース力があったからこそです。
情に訴えるのでなく、損得勘定を計算しての結果です。

脱藩して素浪人だった坂本龍馬が、なぜあれほどの活躍ができたのか。
諸説流れに流れ飛んでおりますが
僕が思うに、彼には圧倒的な商才の力があったからではないかと。

交渉相手が幕府の上役であろうが、長崎の商人にであろうが
必ず取引先が得をするだけの商品やアイディアを用意して
イエスと言わせてしまうだけの説得力を持ち合わせていた。

人の心を動かすものは情熱ですが
お金を動かすものは、商売として成立するだけの根拠です。

龍馬は、あの殺伐とした時代において
この二つの才能を持ち合わせている稀有な人材だったような気がします。

翻って現代。

具体的な名前を挙げることは控えますが
情熱のかたまりのような人と、お金儲けに秀でている人がいるとします。

僕がどちらの側にものめり込むほど傾倒していかないのは
きっとバランスが上手に保てないからだと思うのです。

まずは自分磨きをしっかりして
そこから、その魅力を発信していくだけの力をつけること。
待っていても何も変わらないのだから、変わりたければ行動しなくては。

じゃあ、僕の魅力って何だろう?
という話は、機会があればその時に。


Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>