SHIMIZU Kotaro/ 10月 12, 2012/ 落語/ 2 comments

$こうたろ.com

知っている人は知っているけど、世間的にはそんなにメジャーじゃなくて
でも自分の中では、ものすごく価値のある存在。

そういう歌手なりバンドなりアーティストさんがゴロゴロいます。

たとえば、「wyolica」。
この名前を聴いてピンときた人、握手しましょう。
もっともっと大勢の人に聴いてもらいたいけど
でもメジャーな存在にはなって欲しくない、このファン心理。

ご理解いただけますか?

一昔前で言えば、もう解散してしまったけれど
「SPIRAL LIFE」とか「SUPERCAR」なんかも、僕にとっては宝物でした。

デビュー当初は無名でも、あっという間メジャーになってしまった人。
代表的な存在で、椎名林檎さんとか。

初めて「幸福論」を聴いた時は、鳥肌ものだったのに
あれよあれとスターへの階段を駆け上り
「東京事変」になった頃には、僕とはまったく無縁の人となってしまいました。

別に彼女の音楽が嫌いになったわけではありません。
ただ、「幸福論」の時に感じた鳥肌を味わうことができなくなてしまったのです。

天童荒太さんという作家さんがいます。
直木賞を受賞しているくらいだから、さぞかしメジャーかと思いきや
実は実際に読んだことのある人は、想像以上に少ない。

タイトルを伝えれば、「ああ~」というリアクションが帰ってきます。
それくらいの認知度が、いちファンとしてはありがたいのです。

「ジョジョの奇妙な冒険」も今でこそ、展覧会などが開かれるほどになりましたが
25年も前から続いていたことを知っている人は、それほど多くないと思います。

でも絶対に潜在的に熱狂的な隠れファンはいて
アメトークなんかでも取り上げられたものだから
ほら、みたことかとほくそ笑んでみたりして。

こういう言い方は失礼ですが、テレビアニメはどうなんだろう。
あの世界観を映像でビジュアル化することには、抵抗があるなあ。
コミックの中だけで、輝く存在であって欲しいなあ。

映画化されたり、アニメ化されたのでご存じの方もいらっしゃると思いますが
「ツルモク独身寮」や「MASTERキートン」あたりも
時間をかけてメジャーになっていったマンガの代表格ですね。
復刻版が発売されているくらいだし。

ある人にとっては、全然その価値が分からなくても
別のある人にとっては、輝く宝石だったりする。

人間国宝が作ったお椀でも
お椀に興味のない人から見れば、どれもこれも同じに見えてしまう。

大切なことは、肩書きや権威などの付加価値ではなくて
自分にとって、どれだけ意味のあるものか、ということだと思うのです。

マスコミや企業がつけた冠なんてものに踊らされず
自分の中の「ホンモノ」に出逢えることができたなら
それだけで、十分人生は豊かになるはずだから。

坂本龍馬の妻と言えば、お龍さんですが
龍馬にとっては「おもしろき女」でも
他の人から見れば、とっつきにくいただの我がまま娘だったという説もあります。

自分の好いた相手が、他の異性からまったく相手にされなかったとしても
自分の中で大きな大きな存在なら、ええじゃないかという話です。

はい、余談でした。

お後がよろしいようで。


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2 Comments

  1. SECRET: 0
    PASS:
    >マスコミや企業がつけた冠なんてものに踊らされず、自分の中の「ホンモノ」に出逢えることができたなら
    それだけで、十分人生は豊かになるはずだから
    ホントにそう思います。
    もー!ホントにそう思いますっ!!
    音楽なんて、ホントそう。
    知る人ぞ知る!はホントに最高で、
    あまりに多くの人が好むところではほどほどの感動しか味わえない。
    これはわたしの偏見かもしれないけど
    偏見だって、かまわないから
    そう思う♪

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >nina*さん
    こんばんは。
    ですよね~。
    星の数だけ音楽があって
    何が好きで、どこに惚れるのかは、もう偏見で構わない。
    僕もそう思います。(・∀・)

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