Why Angelica Will Change Your Life ?

TERAYAMA Shizumi/ 9月 30, 2015/ Content Idea/ 0 comments

hirameki
今日の誕生花:Angelica

劇団を旗揚げした当初、座付の劇作家がいなかったので
じゃあ、いっちょやってみるかということで
初めて戯曲というモノを書いてみました。

大学時代に友人が書いた作品をリライトしたことはありますが
完全なオリジナル作品は、その時が初めてでした。

それから紆余曲折を経て、ブログを更新するようになり
今ではテレビドラマのシナリオを書く勉強をしています。

人間誰しも表現欲というものがあって
僕の場合は、それが文章に起こすという作業なのかもしれません。
頭の中が混線したら、モノを書くことで整理することができます。

昔から書くことが好きだったかと言えば、そんなことはありません。
読書感想文なんて大嫌いだったし
大学の卒論はさっさと燃やして灰にしたいくらいです。

ところがですね、先に述べた通り、いっちょやってみるかと思い立って
他人の目に触れることを意識し出すと
それまでのんべんだらりんと書いていた文章が
背骨が一本通ったかのようにシャキっとし始めてくるわけです。

読者を意識しているのかしていないのか
この差は非常に大きいです。

今では、SNSが発達したおかげで
誰もが簡単に発信者になることができます。

それでも、独り言と他者の目を意識した文章は明らかに別物です。
当たり前と言えば当たり前なのですが
意識している人と、意識していない人、意識しても出来ない人
これは文章を読めば一目瞭然なのです。

話しを戻しますと、僕は「物語」を書く必要がありました。
起承転結があって、伏線があって、テーマがあって…ということではなく
「この世界を、ある角度から切り取ったその断面」を描くということです。

よく、「アイディアは空から降ってくるの?」という質問を受けますが
アイディアの神様は空にはいませんので、頭上に降ってくることはありせん。

強いて言えば、自分の内なる宇宙に存在するモノだと思います。

別にオカルトでもなくスピリチュアルでもなく
確かに、物語の「核」は内側に眠っているのです。

その金脈を掘り当てる可能性は、誰にでも起こり得る現象です。
作家に限ったことではなく、じっと耳を澄ませば聞こえてくる音です。

掘り起こした「核」を形にすること。
これが職業作家と自己完結の世界で終わる人の差です。

「核」を形にするものは、論理的思考に基づいた確かな技術です。
どのような技術で形にするのか、そこが職業作家の個性となるわけです。

だからね。
インスピレーションは待っていても意味がないのだよ。

閃くためには、閃きの種を蒔かないと。
「書を捨てよ。町へ出よって」本当にその通りだなあと思います。

たくさん本を読んで、映画を観て、他人と関わって、深い恋に落ちる。
村上春樹さん的に言うと、そういうことなのです。


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