火事息子(かじむすこ)

TERAYAMA Shizumi/ 8月 7, 2012/ 落語/ 0 comments

$こうたろ.com

東京に住んでいる友達に、待望の第一子が産まれました。

直接本人から連絡を受けたわけではありませんが
某SNSに喜びの報告が載っていたので、おめでとうとコメントしました。

それにしても先を越されるとは!
いや、めでたい話だからいいんですけどね。

どうせ、本人がこの記事を読むことはないのですが
この場を借りて、勝手に祝辞を述べさせていただきたいと思います。

○○君へ。
ご出産おめでとうございます。
君が直接産んだわけではないので
日本語としては間違った使い方かもしれないけれど
他に適当な言葉が浮かばなかったので、勘弁してください。

そもそも僕は君が結婚したことすら報告を受けていないのだから
これくらいの間違いは、むしろ大目に見るべきではないでしょうか。

君と出逢ったのは、かれこれ10年以上も前のことになりますね。
まだお互いひよっ子の駆け出しインプロバイザーで
(この時点で、インプロバイザーと名乗ることの方が恥ずかしいですが)
共に汗を流し、共にクダ巻いていたことが懐かしく思われます。

その後、僕は即興芝居から、本格的に台本芝居へと進んだために
若干のタイムラグが生じました。
けれど、インプロの現場で再会した時、君はくったくのない笑顔で
僕を受け入れてくれました。

そう、まさにそれこそインプロの精神です。
インプロバイザーとしての道を精進していた君は
私生活こそ荒んでいたものの
ひとたび板の上に立てば、いぶし銀の輝きを放っていましたね。

僕がどんなに無茶苦茶なオファーを出しても
するりと正当化してしまう技術と表現力に、僕はいつも助けられていました。

そう言えば、お互いの下の名前を取って
「たろう’s」なんてコンビ名をつけたこともありましたね。

僕にとって、君というインプロバイザーはベストパートナーの一人であり
何度共演しても、いつも新しい発見と刺激を提供してくれました。

その心優しき君が、どこの誰だか分からないけれど(僕から見て、という意味)
人生最大の伴侶をいつの間にか見つけて
結婚し、そして赤ちゃんまで授かるとは
これほどサプライズで嬉しいことはありません。

父親となったことで、これまで以上に責任感を求められるでしょう。
そんな場所から一番遠いところにいた君が
今後、どんなプレイヤーとなるのか、楽しみです。

気がつけば、僕らも、何気にいい歳になってしまいました。

上から叩かれ、下から突き上げられ、厳しい立場に置かれていることでしょうが
そもそもインプロの精神にそのような文言はなく
ありのままの自分を、ありのままにさらけ出すことが、最善の方法であり
こと、他人を輝かせることに関して、ぴか一の君ですから
今後も多くのプレイヤーの手本となるようなインプロバイザーとして
活躍してくれることと思います。

最後になりましたが
またいつか、僕が東京で芝居をすることがあったなら
その時は、ぜひ仲間に入れてください。
足を引っ張らないように、無茶ブリします。

そして、奥さんのお友達のべっぴんさんを紹介してください。

本当におめでとう。


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