泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)

TERAYAMA Shizumi/ 7月 4, 2014/ 故事成語/ 0 comments

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今回のワールドカップは面白い!
という話題が巷で流れています。

なるほど、予選リーグは、いつになく点数が入る試合が多かったし
一転して、ベスト8をかけた試合では延長戦突入が多かった。

実力が拮抗している国どうし
決して守りに入るわけではなく、攻め合っての結果ですからね。

なんて偉そうなことを言えるほど、試合を観ているわけではないのですが…

まあ、結局のところ、ベスト8は順調に実力国が勝ち上がっているわけで
スペインやイングランドですら予選敗退していることを考えれば
日本も妥当な結果なのかなあと思わないでもない。

アジア勢が一勝もできなかったことは、ちょっとした驚きでしたけど。

監督は、時に非情にならなくてはいけなくて
メンバー発表の23人にしろ、実際にピッチに送り出した選手にしろ
選ばれるメンバーがいるということは、選ばれないメンバーもいるということです。

あらゆるメディアが、日本敗退の理由を探しています。
コンディション調整の失敗。
メンバーの固定化。
ザッケローニさん自身が冷静でなかった。
云々。

言い訳はいくらでもできるんですよ。
ぶっちゃけて言えば、力が足りなかったの一言に尽きるのです。
で、責任を取って、ザッケローニさんは退任し、母国へ帰っていきました。

すでにサッカー協会では
次期監督候補をリストアップして交渉しているとかいないとか。
アギレさんが内定した、なんて記事も飛び交っていますね。

僕がここで一つ疑問に思うことは
なぜ、ザックさんだけが責任を取り
ザックさんを選んだ強化委員はそのままなのかということです。

そのままどころか、この4年間の総括すら終わっていないし
強化委員の中からでさえ、ザック批判の声が聞こえてくる。

そんな組織がまた次期監督を選ぼうとしているのっておかしくないですか?
あなたたちも責任を取り辞めるべきだと思うし
少なくとも最後までザックさんの味方でいるべきだった。

そしてもういい加減に、サッカー協会そのものの古い体質を一新して
若い世代にバトンを渡してもいいんじゃないですか。

サッカーは日々進化し続けています。
その進化を肌身で感じ取った経験者にこそ、今後のかじ取りを任せればと思うのです。

時代を作るのは老人ではありません。
先人は道を切り開き、後輩たちがその道をまた奥へと進んでいけばいい。

話しの焦点がズレました。

ワールドカップには、ワールドクラスの化け物がいますが
怪我やチーム事情により、大会に参加できなかった化け物もたくさんいます。

選ぶ、選ばれないというのは、時に残酷で時にドラマチックです。
個人的には、川崎Fの中村憲剛選手をメンバーに入れてほしかった。

この大会が終わると、活躍した南米や北中米の選手は
ヨーロッパのチームに移籍していくでしょう。
ヨーロッパで活躍する選手たちだって、大きな動きがあるかもしれません。

監督人事もまた然りです。

果たして、誰が生き残り誰が斬られていくのか。
そんな観点から、残りの試合を観てみるのもまた一興かと。


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