ええか~、ええのんか~?

TERAYAMA Shizumi/ 5月 14, 2014/ 死語辞典/ 0 comments

らじお

「洋画は吹き替えなしの日本語字幕で」というこだわりがあります。

理由の一つとして、口の動きと台詞がかみ合っていないと、不自然に見えること。
そして、たまに「え?その単語を、そう訳すの?」みたいな瞬間に立ち会えること。

自慢できるほどのリスニング力があるわけではないのですが
時々、ほほうと唸ってしまうような和訳にでくわすことがあるのです。
小さな小さな異文化交流といってもいいかもしれません。

ただし、例外があります。

それは、ジャッキーチェンが主演の映画です。

子どもの頃、ブラウン管(これも死語)にしがみついてまで
目が離せなかったジャッキーチェンの映画。

地上波放送ですから、当然吹き替えになります。
けれどそこにまったく違和感がなく
ご存知、石丸博也さんが、ものの見事に当たり役として存在しているのです。

石丸ジャッキーで育った世代としては
もはやそのことが当たり前であって
むしろ吹き替えのない、本人の声の方に違和感を感じてしまうほどでした。

そして今年の3月
デアゴスティーニ社から、ジャッキーチェンのDVDコレクションが発売になりました。
隔週でジャッキーの映画が送られてくるのです。

すでに、ほとんどの作品を観ているわけですが
これは集めないわけにはいかないということで、定期購読を始めました。
(あまりに量が多いため、『シネマ』のカテゴリには投稿しません)

で、ここで大きな問題にぶつかったのです。
それが、吹き替えありかなしか、という問題です。

DVDの吹き替えも、石丸博也さんが担当しています。
だから石丸ジャッキーで育った身としては、大変ありがたいことなのです。

なのですが、今日、あるシーンを吹き替えと原語で観た時に
ジャッキー本人の声でもいけるんじゃないかと
そんなことが脳裏をよぎったのです。

それは、恐らく久しぶりにジャッキーの映画を観たということと
僕が年齢を重ねてきたということと、この二つは無関係ではないと思います。

特に僕がのめり込んだ80年代のジャッキーの映画は
神映画として君臨していいと思っています。

でもそれは、悪い意味じゃないですよ。決して悪い意味ではなくて
ハリウッドにはないお手軽感と(だからよい意味で)
石丸ジャッキーによる功績が非常に大きいのです。

もし、当時の僕が吹き替えなしの原語で観ていたとしたら
もし、石丸さん以外の方の吹き替えだったとしたら
はたして、これほど夢中になったのだろうかと考えてしまうのです。

あれだけ激しいアクションシーンがあっても
石丸ジャッキーは、呼吸の一つ一つさえ、完璧に吹き替えてくれます。
まったく非の打ちどころがありません。

ないのですが、広東語が想像以上に耳に心地よかったことと
見た目の問題として、登場人物全員の口の動きが不自然ではないこと。

うーん。
これから、最低でも、月に二本は観ることになりますからね。
まさか、これほどジャッキーの映画で悩むことになるとは思いませんでした。

次回作は、どちらで観た方がいいのかなあ。
気になって夜も眠れませんわ。


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