put an end to

TERAYAMA Shizumi/ 5月 7, 2012/ 英語/ 2 comments

$こうたろ.com
:We must put an end to this situation as soon as possible.
:We decided to put an end to our relationship with XYZ company.

けじめをつけなければいけないことが、たくさんあります。

ありすぎて、どこから手をつけたらいいのか分からず途方に暮れています。

スパッと潔く気持ちを切り替えられれば、それで終わりになるのでしょうけど
そこはねちっこい性分が災いして、どうしても切り離すことができないのです。

幸いにも、人間には「忘却」という非常にありがたいシステムが備わっています。
俗にいう、時間が経てば解決してくれますよ、ってやつですね。

このシステムのおかげで、人間は痛みを克服し、立ち上がることができるのです。
ケガをしたら絆創膏を貼ります。
そして絆創膏を外すことができて、初めてその傷は癒えたと言えるのでしょう。

けれど、消えない傷跡が残る場合もあります。
大きくて深い傷跡は、一生身体に刻み込まれたままです。

痛みは、もうない。
しかし傷跡だけはしっかりと残っている。
そして傷跡を見るたびに、ときどき幻の痛みを感じることってありませんか。

それを人はトラウマと呼びます。

昔は、この痛みを消すことに必死になっていました。
ありったけの処方箋を用意して、副作用も気にせずに、とにかく抵抗する。

若いうちは、やることなすこと、すっちゃかめっちゃかだったので
結局は傷の上塗りだったり、さらに傷口を広げたり、そこへ塩を塗り込んだり
癒えるどころか、ますますその存在が大きくなったりもしました。

器用な人は、きっと幻の痛みとの付き合い方も上手なんだと思います。
無理矢理抵抗するのではなく、その存在を素直に受け入れて共存していく。

「きちんと終わりにすることが、次を始めることになるんだからね」
とは、ある演出家さんの言葉です。

いつまでもうじうじしていても何も解決しないし、前進もしない。
自ら勇気を持って踏み出せば、記憶はいつか甘美な思い出へとその姿を変え
あなたの血となり肉となり、あなたという人間の深さを増していくのでしょう。

もしも一人で抱え込むことが困難なほど大きくて重たい痛みなら
その時は、遠慮なく誰かを頼ってもいいんじゃないかと思います。

それは逃げでも恥でもなくて、支え合うってきっと記憶を共有することだから。
記憶を共有することは、つまり痛みを共有することだから。
嬉しさも悲しさも、怒りも悲鳴も、みんな共感しあえれば
それは、とっても素敵な関係だと思うのです。

僕もなあ
そういう生き方ができれば、ずいぶんと楽になれるような気がするんだけどなあ。

口で言うほど、簡単じゃないですね。


2 Comments

  1. SECRET: 0
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    ペタありがとうございました
    (^o^)/
    本当にこういうのは辛いですよね~(;>_<;)
    過去の経験でみても「感じきっている」のか「浸っているだけ」なのか…??
    ( ̄▽ ̄;)
    私なんかはその違いも分からなくなっちゃいます(>.<)
    忘却システム、本当に有難いですね(*^^*)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >あろはさんさんさん
    コメント、ありがとうございます!
    忘れていいこと、忘れたいことがある一方で
    忘れたくないこと、忘れちゃいけないこともあるんですよね。
    そういう時は、自ら爪に火を点ける覚悟で
    記憶を呼び起こしたりします。
    なんてややこしい性格なんでしょ(^^ゞ

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