カモにならないカモは早めに手を引け

TERAYAMA Shizumi/ 3月 27, 2012/ へんなことわざ/ 0 comments

$こうたろ.com

近頃の子役ブームに乗っかって
先日、子役が所属する某プロダクションの稽古風景が放送されていたのですが
その稽古風景を見て、僕は愕然としてしまいました。

主に小学生高学年が対象だったと思います。
プロダクションの講師の方は「じゃあ、次は泣く演技の練習します」
と宣言すると、子どもたちに涙を流すことを強要したのです。

子どもたちは涙を流す理由を必死に考えて、順番に「実技」をしていきました。

ここで僕が「演技」と言わずに「実技」と呼ぶには理由があります。
なぜなら、子どもたちが涙を流している姿は「演技」ではないからです。

これは演技のための演技であって、ドラマやストーリーとは全く関係ありません。
大手のプロダクションが、未だにこんな稽古をしていることを知って
日本の子役は大人になって活躍できない理由が少し分かったような気がします。

この演技の話は、またいずれ。

極端な言い方をすると、役者はウソをついてお客様からお金を頂く商売です。
ウソというと語弊があるかもしれませんが
演じている時はノンフィクションでも、その世界観はあくまでも作り話であって
つまりそれはフィクションということになります。

映画や演劇の世界は虚構が前提です。
穿った言い方をすると
観客は、それを承知して、わざわざお金を払ってまで騙されに行くのです。
そして幸運にも良い作品に巡り合えれば、騙されたことを忘れて家路につきます。

じゃあ、残念な作品に出会ってしまった時はどうなるのでしょう。
時間に対する対価を返せといいたくなるような作品です。
すでにお代は払っているので、あとはお帰り、となってしまいます。

ではでは、下手な役者の演技を見るのと、熟練の結婚詐欺師に騙されるのでは
どちらが幸福なのでしょうか。

両方とも時間に限りがあって、それ相応の金銭のやり取りがあります。
さあ、あなたなら、どちらを選択しますか?

なんてね、ちょっとしたパラドックスでした。

未だにおれおれ詐欺や振り込め詐欺などの事件があとを絶ちません。
くれぐれも不幸な夢を見ないようにご注意ください。

子役の火つけ役にもなった芦田愛菜ちゃんですが
マルモの頃が1番可愛かった気がします。

お願いだから大人の都合で、彼女の人生をぶち壊さないでねと願うばかりです。


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